外資系企業への転職の際の履歴書

外資系企業への転職に限った事ではありませんが、転職、就職の際には履歴書が重要となってきます。
面接の時間だけで、その人の人間性を見ることはある程度ならば可能ですが、その背景、そして実績や実力をすべて見るのは無理です。
そこで、履歴書が重要視されるのです。

外資系企業への転職の際に作成する履歴書は、どういった点を重視されるのでしょう。
新卒であれば、やはり英語力が重視されます。
TOEICなどは最初に目を通されるでしょう。
もちろん、転職組であっても、語学力重視である事には変わりはありません。
しかし、転職組の場合は、それとほぼ同じくらい重要視される点があります。
それは、実績と志望動機です。

やはり、それまでのどの会社に勤めていて、どのようなポストを任されていたかという点は非常に重要です。
それでその人の能力を見る、というのも、面接の一つの顔ですから。
とはいえ、実績については工夫の仕様がないですよね。
ありのままに書くだけですから、重要視される点とはいえ、どうしようもありません。
問題なのは、志望動機のほうです。

志望動機が何故重要視されているのかというと、端的に言えばやる気をみるという点です。
常套句をつないだだけのもの、もっと酷い場合はインターネット上の例文をコピペしたような文章であれば、面接官もすぐにピンと来ます。
外資系企業への転職を考える人ならば、最低限のやる気はあるでしょう。
しかし、転職している以上、そのやる気、意欲に疑問符を打たれるのは当然の事といえます。
やる気を内に秘めるのではなく、志望動機にぶつけなければ、成功する事は難しいのです。

 

:外資系企業への転職の際の面接

外資系企業への転職の際、履歴書を含めた自分への評価が下されるのは、面接です。
面接でどのように振舞うかによって、外資系企業への転職が成功するかどうかが決まると言っても過言ではないでしょう。
外資系企業の場合であっても国内企業の場合であっても、面接は非常に重要です。

ところで、外資系特有の面接基準というものがあるのでしょうか。
答えは、YESです。
外資系企業への転職を考えるならば、外資系企業が欲する人材である事をアピールするような面接を行う必要があるでしょう。
それがそのまま、外資系特有の面接基準という事になります。

例えば、外資系企業においては、コミュニケーションを重視しています。
語学力の有無はもちろん、質問に対する円滑な対応、積極的な意見交換、空気を読んだ発言を行う事が、外資系企業の欲する人材と一致する材料となるでしょう。
この点においては、国内企業とは大きな差があります。

国内企業は実績重視であり、コミュニケーション能力に関してはある程度加味すれど、それ以上の重要視はされません。
学歴が最も重要視されるところも少なくないでしょう。
外資系企業の場合、戦力になるかどうか、コミュニケーション能力によって判断されます。
この点こそが、外資系企業への転職の際の面接の鍵を握ります。

よって、外資系企業の面接の場合、積極的な発言が必要です。
自分の語学力を誇示するくらいの勢いで、とはいえしっかり空気を読み、ある程度過剰なくらいのアピールを行う事が望ましいでしょう。

 

外資系企業への転職で求められる能力

外資系企業への転職を試みる人であれば、外資系企業が能力主義である事は当然知っている事でしょう。
であれば、外資系企業への転職の際に、何が求められているかも、自ずと理解はしているかと思います。
すなわち、実力です。
では、何を持って実力というのでしょう。

外資系企業と一言で言っても、その分野は様々です。
IT関連の会社もあれば、保険や化粧品などの販売会社もあるでしょう。
その分野によって、何が求められるかというのは当然変わってはきます。
しかしながら、共通して求められるのは、その分野に関する技術、ノウハウです。
そして、知識も同様です。
外資系企業への転職を行う人にとって、その分野の経験がない、という人は少ないかと思います。
通常の転職とは違い、外資系企業への転職はスペシャリストへの道を進むという方向性だからです。
ですから、その分野での経験、実績は当然大きく加味されます。

そして、それらと同じくらい重視されるのは、積極性とパーソナリティ、そして健康です。
どれだけ仕事に熱意を持っているか。
どれだけ人格的に優れているのか。
どれだけ身体が丈夫か。
これらは、仕事を継続していく上での必要事項です。

熱意というのは、必ずしも永久に継続できるものではありません。
しかし、最初の段階で熱意のない人間には、到底その分野で使いものになるとは思えないという事ですね。
また、外資系企業は人格や健康も重視します。
仕事をどれくらいしっかりできるかというのは、身体と精神が基本という事ですね。

 

外資系企業と日本企業の違い

外資系企業への転職を試みる人が年々増えているのは、当然ですが外資系企業に多くのメリットがあるからです。
外資系企業と日本国内の企業は根本的に違う部分があり、そういった点で外資系企業への転職を試みる、または進めるという動きが活発化しているのでしょう。

では、一番の違いは何なのでしょう。
やはり、文化的な相違と言えるのではないでしょうか。
アメリカが最も多いですが、外資系企業はその母体となる、または株主となる企業のお国柄によって、その傾向が完全に変化します。
アメリカは短期的な見方をする企業が多く、市場の成長性が弱い、あるいは発展性に乏しいという場合は、躊躇なく撤退する見切りの速さが特徴です。

一方、ヨーロッパの場合は、長期的で地道な開発や販売を得意としています。
その為、アメリカはITや金融、自動車などの製造が主で、ヨーロッパは重機機械や自動車・航空の部品、化粧品などの製造、販売が得意です。

では、日本はどうでしょう。
日本は輸出大国と言われているくらいですので、専門的な得意分野を持っています。
精密機器ですね。
A型気質というか、細かい事をやらせたら日本の右に出る国はありません。

では、体質についてはどうでしょう。
いうまでもないとは思いますが、日本と外国の一番の違いは、その積極性にあります。
アメリカやヨーロッパ諸国の人々は、自己主張が上手く、理路整然としており、曖昧さを嫌います。
日本は、自己表現が苦手で、感情論に流されやすい体質です。
この差が、企業にも現れています。

外資系企業への転職は、この体質を持たない日本人に馴染めない日本人が一番向いているのかもしれません。

 

外資系企業のメリットとデメリット その1

外資系と国内企業との一番の違いは、その国民性や文化の相違にあります。
では、そこから生まれる、外資系企業のメリットとは何なのでしょう。
外資系企業への転職がもたらす長所とは、どういった点と言えるのでしょう。

まず、実績主義、実力主義である点が一番の特色である事は疑いようがありません。
では、これは果たしてメリットなのでしょうか?
結論から言えば、メリットにもなり得るし、デメリットにもなり得ます。
実力主義という事は当然実力がある人にはメリットです。
国内企業の場合、年功序列や派閥、コネ、その他様々なしがらみや人間関係が出世や昇給に大きく影響を与えます。
一方、実力主義の外資系企業の場合、シビアに実績で判定が下されます。
若くして重要なポストに就く人の数は、外資系企業と国内企業では比較にならないでしょう。

ただ、デメリットにもなり得ます。
仕事というのは、少なからず自分の力ではどうする事もできない要素もあります。
そんな外的要因によって上手く行かなかった時も、外資系企業ではそれが実力、実績と判断され、マイナス査定となります。
国内企業の場合、そういったケースでは情状酌量の余地あり、とみなされる事もあるでしょう。
よくも悪くも、感情が作用するのが国内企業の特徴です。

外資系企業への転職は、こういった感情を排除しても尚、メリットが強いと判断した人が行うべきです。
逆に言えば、そういった職場が苦手という場合は、外資系企業への転職は向いていないという事になるでしょう。

 

外資系企業のメリットとデメリット その2

外資系企業の持つメリットは、平等であるという点です。
これは年功序列にはじまり、あらゆる格差をつけたがる国内企業とは違い、あくまでビジネスという一点に集中している外資系企業の場合は、能力のみがその格差を生む唯一の要素と言っても過言ではないくらい平等と言えます。
アメリカの企業は特にその傾向が強いようです。

これがどういったメリットとなるかというのは、いうまでもないでしょう。
若手、若年層といった、20代〜30代の人にとっては、大きく有利になります。
国内企業であれば、どれだけ頑張ってもせいぜい係長といったところの年齢ですが、外資系企業の場合、20代で重要ポストに就く事も珍しくありません。
近年はIT産業の分野において20代、30代の社長は珍しくなくなりましたが、これはあくまで一から会社を作っていった過程での事。
転職組にいきなりそういったポストを与えるというのは、IT分野でもそう多くはないでしょう。

では、外資系企業への転職の場合はどうでしょう。
外資系企業への転職組であっても、能力さえあればそこに障害はありません。
しがらみも少なく、タブーや暗黙の了解といった、日本特有とも言える様々な足枷もほとんどないので、非常に自由です。
これが、外資系企業の持つ最大のメリットでしょう。

外資系企業への転職を目指す人の多くは、そういった社風に惹かれています。
仕事に対して求めるものというのは、賃金以上に職場の環境である事が多いのです。
そして、賃金においても実力主義なので、若くして大金を掴む事も可能。
これがアメリカンドリームと言われる所以です。

 

外資系企業のメリットとデメリット その3

外資系企業への転職を試みる場合、その将来性について考慮する場合があるでしょう。
外資系企業は、母体が海外にあるため、データ上で将来性を計るしかありません。
実際問題、その国の経済事情と会社が連立しているとも限らないので、将来性を図るにも一苦労するでしょう。
例えば、アメリカは今金融危機が叫ばれていますが、全てのアメリカの金融会社が危機というわけではありません。
つまり、アメリカ系列の保険会社が今はあまり景気がよくないかというと、そうとも限らないですし、その会社の将来性については保証もない代わりに確証もないということになります。

では、結局外資系企業への転職で将来性を有利にするのは無理なのかというと、そうとも限りません。
外資系企業は基本的にグローバルな展開をしており、国内企業よりも受け皿が大きく、将来性を期待できると言えます。
ただその反面、買収も多く、気が付けば吸収合併→部門の削減という形で将来が閉ざされる可能性もあるのです。

結局のところ、外資系であれデメリットは複数存在します。
それを外資系特有のメリットが上回るかどうかに、外資系企業への転職が価値のあるものかどうかが掛かってきます。
現在、外資系企業への転職を希望する若い人達が増えていますが、そういった人たちは、どちらかというとデメリットをあまり考慮せずにメリットを追いかけている傾向にあるような気がします。
デメリットにも目を向けた上で、転職を考えるべきでしょう。

 

主な外資系企業 その1

日本国内には、様々な外資系企業があります。
現在ではあまり景気が良いとはいえない日本ですが、バブル期には圧倒的な経済力を誇っており、そこにあやかろうとアメリカを中心に沢山の国と企業が日本に支社を構えました。
また、今では日本の会社の株を買う動きも活発化しています。
そういった流れもあり、外資系企業の参入は増え続けているのです。

外資系企業への転職を考えている人は、具体的にどの外資系企業への転職を考えているでしょうか?
外資系企業への転職を目指す人の為、ここからは主な国内の外資系企業をいくつか紹介していきたいと思います。

まずはIT・コンピューター関連。
現在最も若年層に人気がある分野ですね。
この分野の代表となるのは、やはり「マイクロソフト」です。
国内の外資系企業への転職人気第1位を誇る会社で、今更説明不要でしょうが、世界最大のコンピューター会社です。
この「マイクロソフト」がWINDOWSを作り上げた事で、世界的にパソコンが普及したと言えるでしょう。
つまり、現代社会を作り上げた会社とも言えます。
代表のビル・ゲイツが世界最高のお金持ちになるのも当然ですよね。

無論、それだけの規模の会社が今後傾く可能性は0に限りなく近く、日本支社に関しても、日本国内のコンピューターが普及し続ける限りは安泰です。
この圧倒的地盤と、コンピューター関連事業の将来性が、「マイクロソフト」の1番人気を支えているのでしょう。
狙えるものなら、狙いたい会社です。

 

主な外資系企業 その2

IT関連の外資系企業といえば、「ヤフー」でしょうか。
「ヤフー」は母体がアメリカにある為、各国の「ヤフー」はアメリカの「ヤフー」が筆頭株主となっています。
しかし日本国内は例外的にソフトバンクが筆頭株主となっているようです。
ソフトバンクが外資系企業や海外の企業という訳ではないのですが、アメリカが母体である事に変わりはないため、「ヤフー」も外資系企業の位置づけとなります。

ただ、法人は日本法人となっています。
外資系企業への転職を考える人にとって、「ヤフー」を外資系企業と見るのは微妙かもしれませんね。
ただ、外資系企業への転職を考える人の求めるメリットは、全て「ヤフー」に含まれているでしょう。

この他には、保険関連も外資系企業が多いです。
「アリコジャパン」、「アクサホールディングス」などが該当します。
外資系企業への転職を試みる人の多くは、営業など国内で仕事をしていた人でしょう。
そういった人は、そのノウハウを活かせる上に、平等、そして能力主義で報酬やポストを若くして得られる外資系企業への転職を希望するという事でしょう。

また、音楽関連でも外資系企業は多いです。
「BMG JAPAN」、「ユニバーサルミュージック」、「ワーナーミュージック・ジャパン」、「ポリスター」などといった会社が外資系に該当します。
音楽関連の場合、グローバルな活動も多く、最近では配信によって簡単に世界展開が行えるので、外資系企業が介入しやすい分野と言えるのでしょう。

 

主な外資系企業 その3

国内にある有名企業の中には、「え、ここも外資系なの?」と思うような企業がいくつかあります。
外資系企業への転職を考えている方は、そういった企業を目指すのも良いかもしれませんね。
ただ、有名企業という事は、大手企業であるといえます。
そういった外資系企業への転職となると、相当な実績を積んでおり、尚且つ実力と意欲があることが条件となるでしょう。
難しいですが、十分トライする価値はあります。

例えば、「西友」。
スーパーマーケットで有名なこの西友も、外資系企業です。
ウォルマート・ストアーズというアメリカ企業の子会社なのです。

「日産自動車」も外資系企業です。
これは有名な話ですね。
ブラジル人カルロス・ゴーンが代表を勤めるフランスのルノーが筆頭株主となり、その傘下に下ったのはもう8年も前の話です。

大阪の名物となりつつある「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」も、外資系企業です。
ユニバーサルスタジオが日本進出を始めたのが1990年ごろで、実際に会社が設立されたのは90年代中盤です。

あとは、意外ではないですが、「東京コカ・コーラボトリング」は当然外資系企業です。
恐らく、世界で最も潰れる可能性の少ない企業の一つでしょう。
それは日本支社であっても同様です。

高級アイスの代名詞「ハーゲンダッツジャパン」も外資系企業です。

外資系企業への転職は、夢を実現する為のものと考えて良いかと思います。
しかし、リスクもあります。
それらを全て考慮したうえで、外資系企業への転職を決断するか否か判断しましょう。